【報告】聞き書き報告交流会(2020.7.18)

 7月18日に行った聞き書き報告交流会には、14名が参加しました。

2年目となる今回は、6組が報告を行いました。


 ・報告タイトル

  「昭和30年代 工場勤めと家庭生活」

  「時代を切り拓いて来た女性」

  「栗矢西垣外(木下家)の年中行事」

  「郵便配達36年、89歳まで自分を律して生きる」

  「尊く生きて時代を繋ぐ」

  「夢中で働き、ころっと遊ぶ ~85歳が語る百姓の暮らし~」


まずは聞き手が終戦前後からの女性の暮らしや、代々受け継いでいる年中行事などの聞き書きを発表し、その後語り手が発表を聞いての感想を話しました。

参加者からは

「聞き手と語り手が学び合い成長していく良い機会」

「暮らしが変化していく中でも、村で農業が大切にされていることが分かった」

などの感想がありました。


東京からリモートで参加した、聞き書き講座講師の大門先生は

「聞き手が語り手の思いを受け止め、まとめたことで、語り手が伝えたかったことが形になった」

「聞き書きから地域社会の特徴を明らかにできる。今後も取り組んでいってほしい」

と話しました。

今年度も聞き書きを行います。第1回は9月5日(土)に開催します。ぜひご参加ください。

→→→2020年度 第1回聞き書き講座のお知らせ



*聞き書きとは

 歴史を調べる手法の1つで、経験者などから話を聞き、文章にまとめます。私たち一人ひとりの言葉で歴史を未来へつなげます。

*講師のご紹介

 大門正克氏:早稲田大学教育・総合科学学術院教授。日本近現代史が専門。著書「語る歴史、聞く歴史」「近代日本と農村社会」ほか。

阿智村全村博物館

阿智村で取り組んでいる全村博物館の活動を紹介するHPです!

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